こんにちは!
大阪府貝塚市に拠点を置き、遺品整理や産業廃棄物の収集運搬、ごみ処分・不用品回収などを展開しております、山中商会です。
大阪府岸和田市など関西全域でご依頼を承っております。
今回は、産業廃棄物の分類について、安定型・管理型・遮断型という3つのタイプについてご説明したいと思います。
産業廃棄物には安定型・遮断型・管理型がある
産業廃棄物とは、工場や事業所などで発生する廃棄物のことです。
法律用語ではありませんが、一般的には廃棄物が環境に及ぼす影響の度合いによって、安定型・管理型・遮断型の3つに分けられています。
それぞれの特徴と例を見てみましょう。
安定型産業廃棄物
安定型産業廃棄物とは、埋め立て処分が可能な産業廃棄物を指します。
埋め立て処分とは、処理場にて廃棄物を穴に埋めることで処分する方法です。
安定型産業廃棄物は、有害物質を含んでいないか、含んでいても一定量以下であることが条件です。
安定型産業廃棄物の例としては、以下のようなものがあります。
・廃プラスチック類
・ゴムくず
・金属くず
・ガラスくず
・コンクリートくず及び陶磁器くず
・がれき類
これらの廃棄物は、環境に対して比較的低い危険性を持っています。
しかし、量や種類によっては、埋め立て処分場の容量や管理コストに影響を与えることもあります。
可能な限り、リサイクルや再利用を行うことが望ましいです。
遮断型産業廃棄物
遮断型産業廃棄物とは、埋め立てではなく遮断タイプの処分方法を必要とする産業廃棄物のことです。
処理場にて廃棄物を特殊なシートやコンクリートで覆って隔離することで処分します。
遮断型産業廃棄物は、有害物質を一定量以上含んでいることが条件です。
遮断型産業廃棄物の例としては、以下のようなものがあります。
・ばいじん
・汚泥
・鉱さい
これらの廃棄物は、環境に対して高い危険性を持っているため、埋め立て処分ではなく遮断タイプの処分方法で、周囲の土壌や地下水に影響を与えないようにする必要があります。
また、定期的な監視や管理も必要です。
管理型産業廃棄物
管理型産業廃棄物とは、安定型産業廃棄物と遮断型産業廃棄物に該当しない産業廃棄物のことです。
管理型産業廃棄物は、有害物質を含んでいるかどうかに関係なく、埋め立て処分ができないことが条件です。
管理型産業廃棄物の例としては、以下のようなものがあります。
・液体状の廃棄物
・燃えるもの
・爆発するもの
・放射性物質
これらの廃棄物は、環境に対して最も高い危険性を持っています。
埋め立て処分ではなく、管理型最終処分場にて処分を行わなくてはなりません。
管理型最終処分場とは特別な許可を受けた施設で、厳重な安全対策や監視体制が整っています。
遺品整理や産業廃棄物収集運搬はお任せ!
産業廃棄物の分類についてご紹介しましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
産業廃棄物は、環境に及ぼす影響や処分方法によってもタイプが分けられています。
それぞれのタイプに応じた適切な処理を行うことが重要です。
弊社は遺品整理や産業廃棄物の収集運搬を得意としており、関西全域で対応しております。
遺品整理や産業廃棄物の収集運搬、ごみ処分・不用品回収をご検討の方は、ぜひ弊社のサイト内のお問い合わせフォームからご連絡ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。